八尾市 産後 骨盤の歪み
2016-05-26
産後 骨盤の歪みは、体型の崩れや妊娠中に増えた体重が減らない、さらには腰痛、背中の痛み、頭痛、肩こりなどの症状を引き起こす原因となります。
そこで今回は、産後 骨盤の歪みの原因と矯正方法などを紹介します。
【産後 骨盤の歪みの原因】
妊娠すると「リラキシン」というホルモンの分泌が始まります。
このホルモンは、産道を確保するためにとても重要なホルモンで、スムーズな出産をサポートします。
リラキシンには、骨盤や筋肉、じん帯などを柔らかくする作用があり、それによって胎児の大きさに合わせて産道が開きくなるのです。
そのため、産道だけでなく、骨盤やその周辺の組織が通常よりも柔らかくなります。
ただし、リラキシンは出産後次第に分泌量を減らし、それとともに柔らかくなっていた組織も少しずつ元通りの状態に戻ります。
しかし、骨盤は自然と元の形、元の位置には戻らず、ほとんどの場合、妊娠出産で歪んだままの状態で固まり、本来の位置とは程遠い場所に固定されるのが現状です。
骨盤は、上半身と下半身のバランスを担うとても重要な機能です。
さらに血管やリンパ、生殖機能など重要な機能が産後 骨盤の歪みによって圧迫されるので、全身にいたる不調で悩まされることになるでしょう。
【産後 骨盤の歪みによって現れる症状は?】
産後 骨盤の歪みによる影響は、全身に至ります。
上半身と下半身のバランスが崩れるので、体の負荷を均等に分散できず、筋肉の疲労が深刻です。
また酸素と栄養を体中に運ぶ血液の流れの阻害、老廃物や余分な水分を外へ運ぶリンパの流れの阻害による影響もはかりしれません。
その他、骨盤が本来の位置から下がってしまうと、内臓も下がるので、それを支える皮下脂肪の蓄積が増量します。
その結果、以下のような症状がおきやすくなります。
・血行不良による冷え性、むくみ、便秘や肌荒れ、肌の老化
・生殖機能の圧迫によるホルモンバランスの乱れ、生理痛、更年期障害、不妊、婦人科系疾患、抜け毛
・体全体の歪みによる股関節痛、腰痛、肩こり、頭痛、眼精疲労、尿漏れ、
・筋肉バランスの乱れによる疲労、代謝機能の低下による肥満
・神経の圧迫による自律神経失調症、産後うつ、気分の落ち込み
などがあります。
【産後 骨盤の歪みを調べてみよう!】
産後 骨盤の歪みがいかに深刻であるか、と説明したところで、「自分とは関係ない」と思っている方も少なくありません。
そこで、今すぐにできる産後 骨盤の歪みチェックを紹介します。
1・その場足踏み
床にテープで印をつけましょう。
その上に立ち、目をつぶって30回足踏みします。
手と足を大きく振って30回後、あなたはどの位置にいますか?
印から大きく外れてしまった場合は産後 骨盤の歪みが確実に出ている証拠です。
2・片足立ち
次は、印の位置で目を閉じて、両手を肩の位置で左右に広げます。
右足を持ち上げ、左足だけで立ってください。
10秒以上バランスを取れない場合は、産後 骨盤の歪みがあります。
3・OL座り
椅子にこしかけ、右足を左足に組んで座ってください。
今度は左足を右足に組み替えてください。
どちらか一方に組みにくいと感じたら、それは産後 骨盤の歪みがある証拠です。
【産後 骨盤の歪みを改善する方法】
自宅でもできる簡単な方法は、足をしばって眠るだけです。
これは某有名雑誌で紹介された方法で、美脚になれると話題沸騰中です。
十分な長さと太さのある紐を準備します。
細すぎたり、伸縮しすぎるものはダメですよ。
縛る位置はひざの上あたり。
きつく縛り過ぎないように注意してくださいね。
八尾市 産後 骨盤の歪みなら、「てらうち整骨院」にお任せください。